2015.01.28
電子情報通信学会 知的環境とセンサネットワーク研究会が主催する「センサアプリケーションアイデアコンテスト」で、情報工学科4年の海老原樹さんが応募した「センサネットワークとクラウドを用いた“やる気を維持する”創生電力マネージメントシステム」がイノベーション賞を受賞しました。
■審査委員の方からの講評
トータルとしては「創生電力マネージメントシステム」として、自転車を漕ぐというヘルスケアフィットネスと蓄電システムへの充電を関連付けたアプリを開発しています。しっかりとしたコンセプトのもと、充電装置から自転車のストリートビューに至るまで、さまざまな要素技術をひとつずつ丁寧に開発している点が評価されました。これまでの成果はもちろんのこと今後はさらに「美容」をもテーマに取り込もうという貪欲さにさらなる発展を期待させます。新しい切り口から社会的意義を持つあらたな価値を見いだせる技術としてイノベーション賞に選定しました。
■海老原さんの受賞コメント
イノベーション賞を受賞した時は、自分のやっている研究を評価して頂いたことを嬉しく思いました。私の研究は今年度からスタートしています。今回のコンテストは、私の研究を正式に外部に出して評価してもらう初めての機会でした。そこで、このような賞を頂けたことで、より一層研究に励むためのモチベーションとなりました。
本コンテストの内容,受賞者等は以下をご確認ください.
http://www.ieice.org/~asn/201410_app_contest.php
写真:コンテストを主催したASN研究会委員長の大槻知明慶応大学教授(左)と受賞した海老原樹さん(右)