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2015.09.04

栄養生命科学科飯島陽子准教授が日本食品科学工学会奨励賞を受賞しました

平成27年8月27日~29日に行われた日本食品科学工学会第62回大会で、栄養生命科学科の飯島陽子准教授が学会奨励賞を受賞しました。本学会は、食品素材、加工、調理、物性などにおける研究を通じて食品科学工学の向上を図ることを目的としており、本賞は、優れた研究をなし、今後更に発展が期待される優秀な業績をあげた満45歳以下の研究者に授与されるものです。

受賞題目「香辛料を主とした植物食材における品質特性関連二次代謝成分の食品分析学的研究」
植物食材が生成する二次代謝成分は、おいしさや機能性など、食品の品質や付加価値を高めるうえで重要な成分である。食材に含まれる有用二次代謝成分における単離構造決定、生合成機序、新しい分析手法の開発に関する研究において奨励賞に値すると評価された。

受賞に際し飯島准教授は、「これまでに行ってきた植物性食品の品質に関わる成分研究について高く評価していただき光栄です。食品の成分情報は、消費者の購買意欲や摂食意欲に大きく影響を与え、時として過剰反応されたり、誤って理解されがちです。バランスよく食品を摂取する意義、おいしさの解明などを目的に、食品の成分複雑系に着目した独自の研究を通じて科学的根拠に基づく食品成分情報を発信し、社会貢献していきたいです。」と今後の抱負を述べました。

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