2023.02.17
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当センターではスマートハウスの国際標準通信規格である「ECHONET Lite(ISO/IEC 14543-4-3)」の国際的な普及促進活動を行っています。今回紹介するのは仮想化技術として、VR見学サービスとオンラインデモシステムの2つです。
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図1a
1) インターネット上からセンターの試験施設が見学出来る「VR見学サービス」
スマートハウス研究センターはECHONET Lite機器の通信試験や動作検証を行える試験施設「HEMS認証支援センター」を運営しています。コロナ禍以前は国内外の多くの企業やスマートハウスに関心のある方々に訪問いただいていました。今回、新型コロナ感染症の拡大により来校が難しくなった方向けに、試験施設をインターネット経由で見学出来るサービスを開発しました(図1)。実写をもとにした3次元空間での Virtual Reality (VR: 仮想現実) 技術を利用し、リアルな見学が体験できます。
本サービスは、海外での展示会や海外向けの研修会でも既に活用しています。
現在はVR(仮想現実)見学サービスですが、最終的には次節で紹介するオンラインデモシステムと融合させてMixed Reality (MR: 複合現実) サービスとして提供する予定です。