2022.11.11
-------------------------------------------------------
現実空間に仮想空間を違和感なく重ねる「拡張現実AR( Augmented Reality )」の技術で、新型コロナウィルス飛沫を避けるよう訓練するシステムを開発しました。
--------------------------------------------------------
新型コロナウィルス COVID-19 は 2020年3月から日本でも感染を始め、2022年の現在になっても感染が続いています。このような状況の中で感染を防ぐためには、他人の口から吐かれる飛沫を浴び無いように ソーシャル ディスタンスを保ちながら 我々一人一人が行動する必要があります。
そこで次世代センシングシステム研究所において 坂内祐一・服部元史・佐藤智明の研究グループは、「他人の口から吐かれる飛沫を浴び無いように訓練するシステム」を、拡張現実AR( Augmented Reality )の技術を用いて開発しました。
図1のような現実空間において、HMD( Head-Mounted Display )を装着したユーザーが動き回る様子を モーション キャプチャーで図2のように測定することで、図3のようにユーザーは現実空間の中を歩き回りながらも、仮想的な3DCGキャラクター達が吐く飛沫を浴び無いよう訓練を行う事ができます。