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【☆社会人基礎力育成グランプリ決勝大会へ】
昨年11月に開催された「社会人基礎力育成グランプリ2011関東地区予選大会」(経済産業省主催)で、本学ホームエレクトロニクス開発学科2年・3年の学生(6名)が優秀賞を受賞しました。気になる予選大会当日の様子や同グランプリに参加するきっかけとなった「実践プロジェクト」について、中島さん(ホームエレクトロニクス開発学科3年)にお話を伺いました。


Q1.「社会人基礎力育成グランプリ2011」に参加した神奈川工科大学チームの紹介を簡単にお願いします。

A1.私たちは、3年生4人、2年生2人のとても仲の良い6人チームです。3年生は昨年度の実践プロジェクト授業で洗濯機の研究を行ったメンバーで、今年も引き続き洗濯機の研究を行いました。そこに洗濯機の研究に興味を持った2年生2人が加わりました。

Q2.メンバーの学年が違うことで、苦労したことや良かったことはありますか?

A2.3年生は昨年度の経験もあるので、大変仲が良くチームワーク力は完璧です。2年生は初め、上級生との合同プロジェクトということでとても緊張しており、自分たちの意見を先輩にどの様に伝えたらいいのかわからない、先輩の言うことには必ずハイと答えるといった状況でした。実践プロジェクトでの実験内容の多忙さや、実験の難しさ等を経験している私たち3年生は、このままではプロジェクトが円滑に進めることができないと判断し、積極的に話しかけたり、意見を聞くといったことなどを行い打ち解けあう努力をしました。実験をはじめて1ヶ月程で学年間の壁もなくなり、意見を言い合える仲になりました。今でもとても仲が良く、実験のことだけでなく、大学生活の相談や趣味の話といったことで盛り上がっています。

Q3.今回の発表の元となった「実践プロジェクト」とは、どのような授業でしょうか?

A3.「実践プロジェクト」は、家電関連企業から提示された課題に対して、具体的な解決手法を見いだし、学生自ら実践して答えを導きだしていく授業です。私たち学生は、グループ単位で社会や企業活動を体験・理解し、企業の技術者と交流しながら、問題解決するための計画立案・実行・改善のPDCAサイクルに取り組み、課題に対応しました。
実践プロジェクトでは、学生は予め提示されたプロジェクト概要から、どのプロジェクトを行っていきたいか選択し、自らすすんで課題解決していきます。非常にハイレベルであり、企業で通用する成果が求められます。成果対象物は卒業論文に匹敵する内容にもなります。2、3年生にしてこれらを学習できるのは、とても良いことだと思います。

Q4.実践プロジェクトを進める上で苦労した場面や思わずガッツポーズをしたくなるような場面があれば教えて下さい。

A4.私たちのグループが取り組んだ課題は「インバータ洗濯機の省エネおよび洗浄力向上に関する検討」です。これは前に述べたように『企業レベルで通用する結果』が必要になります。そのため、実験方法を検討するのに非常に時間がかかりました。正確な測定結果を得るための予備実験を含め、本実験を開始するまでに2ヶ月もかかってしまいました。本実験を始められる段階(スタート地点)に辿り着くだけでとても苦労しました。
実験を行う際も、1回の実験に丸1日かかるので、大学の講義の合間だけで実験が終わるはずもなく、夏休みも毎日ローテーションで通いました。実験が終わったのは夏休み終了5日前です。実験が終わった時は、今までにない感動を味わいました。

Q5.「社会人基礎力育成グランプリ2011関東地区予選大会」のプレゼンテーションの準備で、工夫した点や苦労したことがあれば教えて下さい。

A5.社会人基礎力育成グランプリに参加しようと決めたのは9月の後半、実験結果の学内発表を終えた後のことでした。先生から「実践プロジェクトを通して、社会人基礎力が大いに成長したのではないか」と指摘され、そのことに初めて気づきました。
私たちは今回のグランプリ予選大会で、「社会人基礎力を学習することが目的であったわけではなく、プロジェクトを進めていく上で学習できた力の1つに社会人基礎力があったこと。プロジェクトを進める上で、社会人基礎力という力の重要性に気づくことができたこと。また、どの様なプロセスが社会人基礎力向上に繋がり、私たちの結果と結びついたのか」について伝えようと考え、発表することにしました。

Q6.「社会人基礎力育成グランプリ2011関東地区予選大会」当日の気持ちについて教えてください。

A6.当日は、恥ずかしながらメンバー全員、緊張から膝が笑っていました。しかしながら、大学の代表としてグランプリに参加するからには、私たちの研究成果と、社会人基礎力についての内容には、自信を持って臨んでおり、また、企業や学内での数々の発表経験から、本番はうまく発表することができたと思います。今考えると、この「プレゼンテーション能力」も社会人基礎力の12の能力要素の1つ「発信力」であり、実践プロジェクトで学習できた力であると思います。*発信力 = 自分の意見をわかりやすく伝える力

Q7.他大学の発表を聞いて、感じたことがあればお願いします。

A7.「社会人基礎力」について学ぶ他大学の発表内容は、私たち理工系の学生は学んだことがない分野であり、専門用語を用いた表現をされてしまうと、内容を理解できなくなってしまうことが多々ありました。特に今回の発表では、29大学中理工系の大学は3大学しかなかったため、学んできた分野の違いを感じるとともに、自分たちの知識不足さを痛感しました。
ただ、他大学の発表内容では「社会人基礎力を学習するために〇〇を行った」、「〇〇を学習することで社会人基礎力の向上に務めた」といったような内容が多く、私たちの発表のように、結果から社会人基礎力を導き出しているチームは少なかったことから、私たちならではの発表ができたのではないかと思いました。

Q8.神奈川工科大学の発表で、良かった点と悪かった点について教えてください。

A8.資料を一切見ずに発表できたことは良かったと思いますが、特に良かったと思うのは、持ち時間ぴったりの発表であったことだと思います。グランプリでは、各チームの発表時間は指導者3分、学生12分の計15分でした。私たちの発表時間は全体で14分58秒程であったので、ほぼ完璧に時間を使いこなすことができました。
悪かった点は、私が発表の最中に実験結果を詳しく述べすぎてしまい、時間が予想以上にかかってしまったことです。発表途中で時間が足りなくなることが分かり、その場で発表内容を削り、時間内に収める必要が出てしまいました。とっさの事で非常に焦ってしまいましたが、結果的には成功し、ほっとしています。

Q9.優秀賞受賞についての感想と決勝大会への意気込みについて教えてください。

A9.もちろん、全国大会に出場するからには最優秀賞を目指します。しかしながら、どの様な結果であったとしても、ホームエレクトロニクス開発学科ならではの実践プロジェクトで学ぶことができた「社会人基礎力」がどのようなものなのか、また、私たちのような理工系学生にも「社会人基礎力」がとても大切であり、何を行うにも「社会人基礎力」は不可欠な要素であるということを、まだ気づいていない学生に伝えることができればと思っています。

Q10.最後にホームエレクトロニクス開発学科について、読者に向けて紹介をお願いします。

A10.ホームエレクトロニクス開発学科は設立3年目の新しい学科です。今までの座学中心の勉強スタイルとは違う、実際に実験・動作・検証を行って学習することができる、とてもやり甲斐のある学科です。本学科では実践プロジェクトを始め、実体験型学習を軸に、家電製品という完成された物の研究から電子回路などのミクロな所まで学習することができます。
家電製品について興味のある人はもちろん、工学実験が好きな人や家電製品のデザインをやってみたい人にもおすすめの学科です。ぜひ一度オープンキャンパスに足を運んでみてください。私はそうでしたが、みなさんにも工学系の新しい道が見えてくると思います。


★ホームエレクトロニクス開発学科の学生が「社会人基礎力育成グランプリ2011関東地区予選大会」で優秀賞を受賞しました!
http://www.kait.jp/news/169.html

★ホームエレクトロニクス開発学科の詳細はコチラ↓
http://www.kait.jp/ug_gr/undergrad/creative/homeElectronics/

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