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神奈川工科大学 鉄道研究部の活動を紹介




鉄道研究部の河住篤史(機械⼯学専攻2年/大学院)です。東京都出⾝で趣味は映画鑑賞と鉄道模型のジオラマ制作です。
鉄道研究部は現在8名で、下記のようなスケジュールで活動を行っています。
◎部誌(テールライト)の制作と発行:⻑期休暇を除く隔⽉、幾徳祭(学園祭)
◎鉄道模型ジオラマの展⽰:厚⽊こども科学館6⽉、幾徳祭
◎写真コンテスト:幾徳祭
◎合宿:夏休み、春休み

■部誌「テールライト」の制作
部誌の執筆では、部員たちがテーマに沿って実際に取材へ⾏き、情報と写真を集めてきます。こうした執筆活動を通じて自分⾃⾝の⽬で⾒て、調べ、⾔葉にすることで新たな発⾒があったり、より理解を深めることができます。また、不特定多数の⼈に私たちの「知識」や「意⾒」を発信できることも⼤きな魅⼒です。この部誌の発⾏は、大学の授業がある時は隔⽉で⾏っており、幾徳祭では本誌として、製本された特別なものを発⾏しています。

■鉄道模型ジオラマの展⽰
持ち運びができる板の上に、鉄道模型を⾛らせるための線路や駅や建物を配置しジオラマを作成して、幾徳祭や本厚⽊駅前にある厚⽊こども科学館などで展⽰するイベントを⾏っています。展⽰では、お客様に⾛⾏する鉄道模型をご覧いただくだけではなく、そのジオラマで鉄道模型を運転できるコーナーを設けています。

この企画は、子供たちに⼤⼈気で、みんな⽬を輝かせて遊んでくれます。中には、「毎年これを楽しみに幾徳祭やイベントに来ている」と⾔ってくれる⼦もいます。私たちが作ったジオラマで嬉しそうに遊んでくれる姿を⾒ると、頑張って作ったかいがあります。


★鉄道研究部のX(旧Twitter)@kaitrrcを見る!!

■写真コンテスト
幾徳祭の時に⾏っている写真コンテストでは、部員やOBから鉄道写真を募って展示し、お客さんに投票をしてもらって、順位を決めています。我が部では鉄道写真好きのいわゆる「撮り鉄」と呼ばれるような部員もいて、力のこもった写真が並びます。

■合宿
合宿では、年に2 回夏休みと春休みにみんなで⾏き先を決めて、現地に⾜を運びます。気の置けない仲間たちと、普段乗ることのできない鉄道に乗れたり、現地の名所や名物を体感できるので、毎回最⾼の思い出になります。





コロナ禍で鉄道研究部は⼤打撃を受けました。先ほど紹介した活動が全てできなくなってしまい、部としての存在意義がなくなったような状態になりました。できそうな活動を模索しましたがうまくいかず、新⼊部員も集められず、ついに今年の春部員が1⼈となってしまい、廃部の危機を迎えました。

私は4年⽣の時に部を引退していたので、この様な状況を学⽣課の方にお聞きして⼤変驚きました。それと同時に、このまま部を廃部にするわけにはいかないと感じました。1年⽣の時からこの部に所属して、⾊々なことを経験してきて、先輩や同級⽣や後輩たちと沢⼭の思い出を作ってきたので、私にとってはかけがいのない⼤切な場所でした。思い出あるこの部を守りたいと考え、後輩たちがなんとか繋いでくれたバトンを、もう⼀度つかんで次に渡す決意をしました。

鉄道研究部の再建にあたり、まずは部員の確保から始めました。私が戻った頃には勧誘期間が終わっていたので、SNSなどでの発信がメインでしたが、ありがたいことに、すぐに4名の新⼊部員が⼊ってくれました。また、元部員だったメンバーにも声をかけ、7名で再スタートしました。さらに先日1名増え、合計8名になりました。

■再スタートの⼿始めとして部誌の作成を⾏いました。この部誌の発⾏は鉄道研究部の草創期から続けている活動であり、我が部を象徴するような活動です。また、専⾨的な知識が必要なジオラマなどと違い誰でも書くことができ、すぐに発表できるので部の再スタートを飾るにはうってつけだと考えました。

■しかし、私は記事は書いたことがありましたが、部誌にするところまではしたことがなく、細かいルールなどがわかりませんでした。そこで、かつてテールライトの編集担当(編集⻑)をしていた同級⽣に連絡をとり、執筆編集⼿順を確認しました。同級⽣も活動ができないことに悔しさを感じながら引退していたので連絡を取った時は、またテールライトが復活するのかと喜んでいました。

■次に、編集⻑をどうするか悩みました。私がやるかとも思いましたが、今後この活動を残すには新⼊部員に任せ、⼿探りで⼀緒にやっていく⽅がいいのではないかと考えました。⼤変幸運なことに新⼊部員の中に⾼校で⽂芸部に所属して、同じような活動をしたことがある者がおり、編集⻑に名乗りをあげてくれました。

■記事は最初なのでテーマを決めず、各々に書きたいことを⾃由に書いてほしいと伝えました。部員のほとんどが初めての執筆になるのて、どんなものが出来上がるか、楽しみでもあり、少し不安でもありました。しかし、編集⻑から出来上がった原稿を⾒せてもらって不安は吹き飛びました。みんな初めてとは思えない、素晴らしい記事を仕上げてくれました。

■その後は、コピー機の故障などのトラブルもありましたが、なんとか30部を発⾏できました。コロナ禍で使われていなかったラックの埃をはらってテールライトを置いた時、これでようやく鉄道研究部を再スタートできたと感じ、感無量でした。


■テールライトは、皆さんにじわじわと⼿にとってもらえたようで、次第に無くなってゆき、7月末のオープンキャンパスの際に全て無くなりました。私も編集⻑も⼤変嬉しく、10部ほど増刷しました。これで鉄道研究部の活動が再び認められたような⼿応えを感じました。

■再スタートの第⼀歩としてテールライトの発⾏を選んだことは本当に良かったと感じています。外に向けて「鉄研ここにあり!」と⾒せられたのはもちろん、みんなで⼀つのものを作り上げたことで絆や⼀体感を得られたと感じています。

この⼀体感と絆を武器に、今は幾徳祭へ向けて⼀丸となって取り組んでいます。

★テールライトは鉄道研究部のHPからPDF版をダウンロードできます。




私がこの部に⼊って良かったと思うのは、同じ鉄道趣味をもつ⼈たちと出会い、同じ⽬標に向かって⼀緒に⾊々なことを乗り越えてきたことだと感じています。時には意⾒が対⽴することもありましたが、同じ趣味を持つもの同⼠で何か⼀つのものを作り上げる経験や、ディープな会話や議論ができたのは、部活動ならではの経験だったと感じています。また、ここでできた先輩や同級⽣や後輩たちとのつながりは、私にとって貴重な財産になっています。




私たちは今、幾徳祭に向けて準備を進めています。復活したテールライト本誌、気合いの⼊った鉄道写真、コロナ禍の前よりかなりパワーアップした鉄道模型ジオラマを⽤意しています。どれも私たちの思いがこもったものなので、ぜひ⾒にきてください!

⼤学⽣活の醍醐味は⾊々なことに挑戦できることだと思います。私も⼤学⽣活や部活動を通してたくさんの挑戦をして、たくさんのものを得てきました。これから⼤学⽣になるみなさんには、ぜひ⾊々なことに挑戦してほしいと思います。また、受け⾝にならず自分から⾏動する姿勢を⼤切にしてください。




今回のキャンパス情報はいかがでしたか? 次回は吹奏楽部をご紹介する予定です。


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