2016.08.16
8月9日~8月12日に秋田県南秋田郡・大潟村ソーラースポーツラインで開催された「World Green Challenge 2016」(以下、WGC)のソーラーカー部門アドベンチャー・クラスにおいて、本学ソーラーカー・プロジェクトが昨年に続きクラス優勝を成し遂げ、2連覇を達成しました。また、他の3クラスも含めたソーラーカー・チャレンジでも総合3位を獲得しました。
WGCは、1周25kmの専用コースを3日間にわたって計25時間走行し、太陽の光のみで走る距離を競う大会です。
今大会は前輪タイヤを覆うスパッツの形状を変更して、空力性能・整備性の向上を図ったほか、発電した電気エネルギーを充電する蓄電池を、より容量の大きいリチウムイオン二次電池に変更し、太陽電池モジュールの一部を貼り換えて発電量の増大を試みました。
期間中は毎日晴天に恵まれる中で順調に周回を重ね、初日からクラス1位を維持しましたが、 序盤は太陽発電系統の一部にトラブルが生じて発電量が減少していたため、総合では上位2チームに差をつけられました。問題の箇所を修復して臨んだ最終日の3日目は、上位2チームと同じラップタイムを刻み続けながら、本来の性能を発揮して走行することができました。最終的には、昨年優勝した際の周回数を14周上回る45周(走行距離1,125 km)を記録してゴールを果たしました。
この場をお借りして、チームの活動を支えて頂いている全ての皆さま方に、チーム一同から心より感謝申し上げます。次の大会を目指して継続的に挑戦をして参りますので、本学ソーラーカー・プロジェクトを今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
※WGC:秋田県大潟村ソーラースポーツライン(省エネカー専用コース)で行われる国内最高峰のソーラーカーの競技会。1993年から毎年開催されて今年は24回目の大会となる。
※大会公式HP
http://www.wgc.or.jp/WSR2016/
※チームFacebook
https://www.facebook.com/KAIT.solar/