神奈川工科大学は、このたび財団法人大学基準協会による第2回目の認証評価を受審し、第1回同様の「適合」認定を受けました。認定の期間は、2012(平成24年)4月1日から2019(平成31)年3月31日までとなっております。
大学基準協会による認証評価は、2011年4月に「点検・評価報告書」「大学基礎データ」および「根拠資料」を提出したことにはじまり、10月17・18日の大学基準協会による実地調査、12月の評価結果(原案)の提示と本学による意見申し立てを経て、2012年3月9日付で評価結果が通知されました。
大学基準協会による「大学に対する提言」においては、まず「長所として特記すべき事項」として、教育内容・方法・成果について1点、学生支援について1点、教育研究等環境について2点の計4点が挙げられています。今後は、「総評」で指摘された内容に留意しつつ、これらの長所をさらに強化することに取り組んでいきます。
一方、「努力課題」としては、教育内容・方法・成果について2点、学生の受け入れについて3点の計5点の課題が挙げられています。また、「改善勧告」としては、学生の受け入れに関して1点の指摘を受けました。これらの点については、現時点と今後の対応により改善していきます。
本学は、今回の大学基準協会による認証評価結果を、今後の改革に役立てるとともに、自己評価委員会と内部質保証委員会ならびに外部質保証委員会の仕組みを機能させることによって、大学基準に則った高等教育機関としての適切な水準を維持するとともに、本学の理念・目的の実現に向けた教育研究・組織・活動を一層充実して参る所存です。