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家電機器を制御するECHONET Lite通信の基本を学ぶ教材づくり(スマートハウス研究センター 特別研究員 藤田裕之)

スマートハウス研究センター 藤田裕之 特別研究員

家電機器を制御するECHONET Lite通信技術やインターネット技術の根幹となるIP通信の基礎を学べる教材開発を行っています。この教材は、オープンキャンパスや学生の研究テーマにも活用しています。

1.本研究の背景

ECHONET Liteは、Home Energy Management System(HEMS)における国際標準の通信プロトコルです。このHEMSとは家庭内のエネルギー消費量が大きい機器(例えば、エアコン、給湯器など)やエネルギーを創ったり蓄積したりする機器(太陽光発電、蓄電池など)を制御しエネルギーを効率的に利用するシステムのことです。

このHEMSは日本のエネルギー政策においても重要であり、現在急速に普及が進んでいます。今後一般家庭でも目に触れる機会は増えていくでしょう。

本研究では家庭内で普及が進んでいくHEMSをもとにプログラミング技術学んでいくための環境を開発しています。

2.教材開発の方針

開発自体を目的にするのではなく、学生自身の研究に即活用できるため、実践的かつ、理解しやすい教材開発を目指しています。またECHONET Lite通信を活用するためにはIP(インターネットプロトコル)通信を理解することが重要です。

この教材はインターネット技術の基礎も同時に学ぶことができます。また教材にはNode-REDという、直感的にプログラミングが行えるツールを用いています。ビジュアルプログラミングツールと呼んでおり、Node-REDはその一つです。

3.学習教材の開発

本研究で開発した学習教材では、ECHONET Lite通信に対応しているエアコンを実際に動作させたり、動作状態を取得したりすることでECHONET Lite通信の基礎を習得することができます(図は教材の操作画面)。

プログラミングは今後一層重要な技術となっていきます。本教材を活用し、これからの日本を担う技術者育成に貢献することを目指して、現在も改良を続けています。
ぜひ、興味持った学生は来てください。一緒にやりましょう。


▼本件に関する問い合わせ先

研究推進機構 広報担当

E-mailken-koho@ccml.kanagawa-it.ac.jp

 

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