ACADEMICS 病態治療研究室

教員メッセージ
一貫して生理活性脂質・ペプチドの血管新生、リンパ管新生における役割を解析してきました。血管、リンパ管新生という生命現象は、"炎症"や"がん"など、多彩な病態の進展に関与します。新学術領域研究『脂質マシナリー』の計画班のメンバーを務めて、日本の脂質研究の中心的役割を果たしてきました。疾患に悩む患者が恩恵を得なければ意味がないという信念のもと、病態解析に立脚した創薬のシーズを提供することを心掛けてきました。既に成果の一部は、商品化したもの、国際特許を取得したものがあります。
→主な研究テーマ
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病態時の血管新生を制御する生理活性脂質・ペプチドの役割解明
がん転移を制御する生体内因子の解析と治療応用
リンパ浮腫の病因解析と新規治療法の開発