サイエンスキャッスル関東大会2023にプロジェクトパートナーとして参画しました
2023年12月2日(土)に開催された、中高生のための学会「サイエンスキャッスル関東大会」(株式会社リバネス主催)において、本学がプロジェクトパートナーとして参画しました。
今年で13回目を迎えるサイエンスキャッスルは、未来の研究者の登竜門として、中高生が研究をする文化づくりの中心を担っている学会です。昭和女子大学附属中学校・高等学校で開催された今回は、300名を超える中高生研究者を含む、高校教員、大学教員、企業人など、総勢526名が集まりました。
当日は応用バイオ科学部 応用バイオ科学科 飯田泰広教授が口頭発表審査員として参加。全12件の発表の中から、「カブトムシの腸内細菌Ⅲ(山梨県立韮崎高等学校 藤森湧さん)」に神奈川工科大学(KAIT)賞を授与しました。
藤森湧さんに賞状を授与する飯田泰広教授(左)
100件近くの発表が行われたポスター会場には大学紹介ブースも置かれ、訪れた中高生に対して本学の特徴を学生が紹介・説明しました。
ブースで高校生に本学を紹介する山田晟大さん
また、同学科 分子機能科学研究室(小池あゆみ 教授)の大学院生が、特別企画として「いきモノづくり ワークショップ〜 生き物の特徴を生かして、新しい製品を生み出そう!〜」を実施しました。生き物の特徴を生かした新製品の研究・開発アイディアをチームで考案するワークショップには、約20名の中高生の方にご参加をいただき、各班から独創的な製品アイディアが飛び出しました。
ワークショップのコンセプトは、小池研究室でも重視されている「フラットな議論」。大学院生が中高生に一方的に教えるのではなく、同じ研究者としてフラットな目線に立ち、分担して調べ合い、年の差を気にせず議論しながら、チームとしてゴールをめざす研究プロセスを楽しみました。
ワークショップ実施後は、大学での研究などについて、参加者と学生が交流する場面も見られ、本学の研究室教育の一端を直接お伝えする機会となりました。
高野みづほさんら大学院生が、各班のワークショップをファシリテートし、円滑な進行を促しました
ワークショップ全体の進行は宇佐美優乃さんが担当
ワークショップの最後には、石田弥々さんが本学の特徴についてプレゼンテーション
ワークショップを実施した小池研究室メンバー(右から2人目が小池教授)と株式会社リバネス滝野翔太氏(中央右)
サイエンスキャッスル2023 関東大会 開催概要
日時:2023年12月2日(土) 9:30〜18:00
場所:昭和女子大学附属中学校・高等学校
(〒154-0004 東京都世田谷区太子堂1丁目7-57)
対象:小学生・中学生・高校生・高校教員・大学教員・企業関係者など