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情報工学専攻、情報工学科の学生が情報処理学会全国大会で学生奨励賞を受賞

第81回情報処理学会全国大会で、情報工学専攻1年滝本将司さん、情報工学科4年の柴本恵理子さん、徳永遼さんが、学生奨励賞を受賞しました。

<発表題目>
(滝本将司さん)継続的打鍵情報を用いたサーバ操作中のなりすまし検出
(柴本恵理子さん)観光地写真を対象とした写真撮影行動に基づく嗜好抽出手法の検討
(徳永遼さん)学習履歴を用いた資格取得支援システムの出題ルーチンの改善と検討

滝本さんの研究内容は、サーバでのコマンド操作におけるキーボードの打鍵情報を用いて複数人の管理者グループを識別して、正当な操作者であるか否かを継続的に判定する手法の改善に関するものです。情報セキュリティの向上に役立つ技術であり、これまでに実験による提案手法の評価を段階的に行っていることが今回の授賞の理由です。本テーマでの学会発表は4回目となりますが、今後のさらなる研究の発展に期待が集まります。

柴本さんの提案手法は、ユーザの関心のある観光地を推薦するために、ユーザ自身が撮影した観光地写真の「撮影頻度」や色合い調整や切り取りなどの「編集行程」などの「写真撮影行動」を分析することで、その観光地写真に対するユーザの関心度を算出する点に特色があります。実験では、(1)AI技術を用いた際の写真分類精度、(2)観光地写真への関心度の抽出結果、(3)ユーザ関心度に基づいた観光地推薦結果について評価し、本手法の実現可能性を検証しました。実験時における、実験データの設定方法や評価の仕方が適切であったことが評価されました。

徳永さんの研究内容は、基本情報技術者試験の受験対策における、学習者のモチベーションを維持しながら過去問題を効率的に学習することのできるeラーニングシステムの機能改善に関するものです。学習者の記憶定着率と忘却率とをパラメータとしたシミュレーションにより、提案手法による出題ルーチンと従来のランダムな出題ルーチンとを比較し、大幅な向上が得られることを明らかにした点などが今回の授賞の理由です。初めての学会発表で成果を残すことができたことに学生も教員もとても感激しています。

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