〈高大連携〉清徳学園 浜松啓陽高等学校との教育交流に関する協定を締結
12月1日、本学において静岡県西部にある私立浜松啓陽高等学校との教育交流に関する協定の調印式が執り行われました。
調印式では、浜松啓陽高等学校の青嶋甲子雄校長と井上哲理学長が協定書への署名を行い、今後の取り組みについて意見が交わされました。
青嶋校長は「本校の理事長の先々代は愛知県出身ですが、東京に出て簿記学校を経営していました。そんな中、関東大震災に見舞われ、九死に一生を経て愛知へ戻る途中に立ち寄った浜松の温かい人柄に触れ、この地で現在の浜松啓陽高校の前身となる学校を設立しました。その後、社会に貢献する人材を輩出し続け、昨年100周年を迎えました。文科省によるDXハイスクールに採択されたことを契機に、最新のデジタル機器を導入してビジネスシーンで活躍できる人材育成を更に目指しています。この連携を機に貴学の教育資源を参考にさせていただき理工系分野に興味関心のある生徒たちを増やしていければと思っております。」と今後の連携活動への期待を述べられました。
また井上学長は「本学は大洋漁業の経営者であった中部謙吉が、その利益を社会に還元するため理工系人材育成を目指し1963年に設立した高等専門学校が始まりです。その後、世の中の変化に対応しながら分野を広げ、情報系やバイオ系、最近では医療系の学部・学科を設置してきましたが、創立以来、理工系分野で活躍する人材を育成する理念は今でも変わりません。この連携をきかっけとして各分野に興味を抱いている生徒の皆さんを一緒に育てていきたいと思います。」と述べました。

青嶋甲子雄校長(左)と井上哲理学長(右)











