看護統合実習まとめ発表会
看護学科では、4年生が「看護統合実習」を終え、その成果を発表する「看護統合実習まとめ発表会」を開催しました。
看護統合実習は、4年間にわたって積み上げてきた臨地実習の集大成ともいえる実習となります。複数の患者を受け持つ実習や、リーダー実習、マネジメント実習、夜間実習など多様な場面を経験することで、看護への理解を深め、主体的に行動する力を養います。実習では、看護が24時間365日継続して提供されるための仕組みや視点を実際に学びました。マネジメントにおける理論などを土台に、臨地実習を通して、看護が個人の努力だけでなく、チームによる協働によって成り立っていることを理解することができました。
発表は、実習施設ごとのグループで行われ、複数対象の受け持ちや各種実習を通して得た学びについて共有されました。学生たちは、複数患者の受け持ち、夜間実習、看護管理者のシャドーイングを通して看護の継続性、チーム連携の重要性などを明確にし、臨地実習で得た学びや気づきを考察し、看護の専門性や自己の成長に向けた課題をまとめ、共有する貴重な機会となりました。
実習施設グループごとに学びの発表をしました。
発表後には活発な意見交換がなされ、さらに学びが深まりました。
発表会は、学生が主体となり司会進行をおこないました。
最後に、看護統合実習の科目責任者である新実教授から講評がありました。