サマースクール、8月オープンキャンパス
(1)サマースクール
看護学科では、8月19日(火)に高校生を対象としたサマースクールを開催しました。今回は1年生4名、3年生4名の計8名が参加してくださいました。看護には、赤ちゃんから高齢者まで、対象の発達段階や特徴に応じたいくつもの世界(分野)があります。今回のサマースクールでは、「看護の世界をのぞいてみよう、触れてみよう、考えてみよう!」をテーマに、4つのプログラムを体験していただきました。
看護管理学の新実教授(看護学科長)からは「キャリア開発」、母性看護学の前山教授からは「沐浴体験」、老年看護学の金子教授からは「高齢者体験」、公衆衛生看護学の村中教授からは「保健師活動の実際」の授業が行われました。
参加した高校生の皆さんは、講義では熱心に耳を傾け、体験プログラムでは少し緊張しながらも真剣に取り組んでいました。受講後には「自分が知っていた看護の一面とは別に、新しい一面を体験できてよかった」「大学の魅力を詳しく教えていただき、とても分かりやすかった」「実習が楽しかった」といった感想が寄せられました。看護にはさまざまな活躍の場があることに気づき、将来の進路を考えるきっかけになったようです。
キャリア開発の講義(新実学科長)
沐浴体験(前山教授)
保健師活動(新生児訪問)の実際(村中教授)
高齢者体験(金子教授)
(2)オープンキャンパス
看護学科では、8月9日(土)と8月24日(日)にオープンキャンパスを開催しました。合わせて141組の高校生と保護者の皆さまにご来学いただき、学生スタッフや教員によるキャンパスツアーや個別相談を通じて、本学科での看護の学びや雰囲気に触れていただきました。
学生スタッフによるキャンパスツアーでは、看護医療棟の講義室・実習室をはじめ、国家試験対策室・就職室といった学内施設を見学していただきました。キャンパスツアー中には、日頃の講義や実習、試験、就職などについて、学生に具体的な質問ができ、大学生活を思い描くことができたと好評でした。
また、体験授業「高齢者の身体の変化を体験してみよう」には、23名が参加しました。高齢になることで、動かしづらくなる身体や目の見え方の変化など、これまで知らなかった世界を実際に体験しました。加齢に伴う身体的な変化や、その理由などを理解したうえで、その方にあった看護を行うことの大切さや重要性を学んでいただきました。
参加者からの感想では、「施設がきれいで充実していた」「説明が丁寧だった」「学生スタッフが親身に話してくれて、安心できた」「体験を通じて意識が変わった」など、本学への関心や看護への興味を高めたとの声が多数、寄せられました。オープンキャンパスを通して、本学の看護教育に触れ、たくさん質問してくださった高校生の皆さまの瞳が、どんどん輝いてくる様子が印象的でした。
次回のオープンキャンパスは10月12日(日)に開催します。キャンパスツアーや個別相談など、看護学科をさらに深く知っていただけるプログラムをご用意しています。皆さまのご参加を教職員・学生一同、心よりお待ちしています。
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