早期体験実習、基礎看護学実習
早期体験実習(1年生)
1年生は、6月30日~7月4日に渡り、入学後初めて『早期体験実習』に臨みました。病院では3日間にわたり看護師に同行し、実際の看護活動・援助場面の見学や患者さんとのコミュニケーションをとり、入院生活について話を伺う機会を得ました。入院や治療についてどのような思いや願いをもっているのか考える機会となりました。
これらを通して、学生は臨床現場で貴重な気づきと学びを得ることができました。最終日の学びの発表会では、看護師の役割・活動、患者さんとのコミュニケーション、多職種間の連携など、早期体験実習で体験したエピソードとともに学びを整理し、今後の学習課題を見出す機会となり、様々な学びが共有されました。
実習グループごとに発表しました
基礎看護学実習(2年生)
2年生は7月14日~7月28日に渡り『基礎看護学実習』に取り組みました。この実習では、学生が初めて一人の患者さんを受け持ち、看護過程を展開しました。
最終日の発表会では、患者さんの病気に関する知識だけでなく、コミュニケーションや観察した情報から、その人らしさを尊重し、個別性に応じた看護を行う必要性があることなど、実習を通した気づきなども発表されました。さらに、より質の高い看護を実践するために、今後さらなる知識や技術の習得が必要であるという自覚も芽生え、今後の学習への明確な目標設定ができました。
早期体験実習、基礎看護学実習を通して得た気づきや経験は、今後、看護学生としての学びをより深め、自らの看護をより豊かなものとする糧となります。
最後に新実学科長より講評をいただきました