工学部臨床工学科、応用バイオ科学部栄養生命科学科、看護学部看護学科の3学科は、2020年4月に健康医療科学部のもとに再編しました。
健康医療科学部は、理工系大学の利点を活かし、国家資格取得+αの教育と研究を展開します。また、今後のチーム医療に向けて、3学科の学生が共に学ぶ交流の場を考え、コミュニケーション力や協調性を高めていく環境づくりをめざします。

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工科大学に国家資格対応学科を設置する理由

工学系の大学が何故、管理栄養士、看護師・保健師、臨床工学技士など、栄養分野、保健分野の学科を設置するのだろう?このような疑問を持たれた方は少なくないと思います。
この4つの資格は、ご存知のようにいずれも国家資格であり、大学等の勉学で受験資格を得て、毎年1回行われる国家試験で合格ラインを超えないと資格を取得することができません。ここで、該当する国家試験問題を見てみますと、いずれも理系分野の知識を必要とすることが分かります。化学、生物、物理、数学に関連する知識、思考力の有無を問う問題です。当然のことながら、大学で学ぶ科目等も理系分野が多く設置されています。このように考えますと、理系大学が上記の学科を設置してこなかったことの方が、不思議に思えてきます。
理系の基盤教育を行い、実験研究を行ってきた理工系大学である本学は、本学既存の工学、情報学等との連携をしながら、これからの看護師・保健師、管理栄養士、そして臨床工学技士の養成を進めていきたいと考えたことが設置の理由です。

学部長からのごあいさつ

世界は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の未曾有の脅威を経験しました。2020年5月26日の時点で、全世界で558万人が感染し、34万人以上の方が命を落としており、第2次世界大戦以降、最大の脅威となり、経済、社会生活のありようを変える大きなインパクトになりました。今後の展開については全く予断を許しません。この脅威を克服するためには、全世界で医療人が協力して、本感染症をさまざまな側面から科学的に解明し、正確な診断法、重症化の予測、有効な治療薬およびワクチンを開発することが喫緊の課題となっています。これまで日本の医療は画期的な発展を遂げてきました。しかし、今回、全世界が経験したようにまだ克服が難しい疾患があります。現代の医療は決して1人のスタープレーヤで実践できるものではありません。難しい疾患に立ち向かうためには、多くの医療の側面を支えるチーム医療が大切です。健康医療科学部はチーム医療を支える有為な人材の育成に全力を傾けます。各学科とも国家資格取得をめざすのみならず、難局にも粘り強く対応できるようなプラスα能力を開発できるよう特徴ある教育を進めます。
ぜひ、健康医療科学部のめざす理念に賛同し、日々研鑽し、余人をもって替え難い人といわれるよう、若いエネルギーを傾注してください。これからの医療を支える皆さんに期待します。

健康医療科学部 学部長
馬嶋正隆

2020年4月から神奈川工科大学健康医療科学部学部長。1996年北里大学医学部薬理学主任教授、2014年北里大学大学院医療系研究科研究科長、2016年北里大学副学長(研究・国際交流担当)。1996年北里柴三郎記念賞、2006年秦藤樹博士記念学術奨励賞。日本薬理学会監事、日本炎症再生医学会理事、日本リンパ学会常任理事、日本微小循環学会理事歴任。

健康医療科学部 学部長 馬嶋正隆

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