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応用化学科 資源エネルギーシステム研究室

化学を上手に使うシステムで環境問題に取り組もう

主な研究分野
  • ■環境
  • ■資源・エネルギー
  • ■化学工学

教員メッセージ

化学はいろいろなもの(薬や繊維、プラスチック製品など)を工業的に大量に生み出していますが、同時に不要なものもできてしまいます。中には環境を汚染する物質や、地球環境に影響を与えてしまう物質もあります。このような環境問題を解決するには化学を利用した仕組みが必要です。当研究室では、化学物質と化学反応を上手に組み合わせることで、新しい機能を発揮できるシステムについて研究しています。この研究を行うにあたり、学生と一緒になって以下を進めてきています。

(1)化学反応を詳しくみる実験
(例)
 ・金属酸化物と、炭素を含む物質との反応速度を測る
 ・超臨界二酸化炭素に有害物質がどの程度溶けるのかを測る
(2)実験に必要な測定装置の構造を考えて造る
(例)
 ・パルスリアクタ(ガスクロマトグラフィーと反応器を結合させた測定装置)
  ・2段流動層反応器(流動層反応器が上下2段になっている測定装置)
(3)小さい反応装置を考えて造り、実際に機能を確かめる
(例)
 ・小型ケミカルループ燃焼器の設計製作(天然ガス燃焼)

卒業生は主に化学工業に関する会社(化学プラントの設計製作、空調設備のメンテナンス、化学プラント製作の施工管理など)へ進んでいます。

主な研究テーマ

  • ・二酸化炭素を分離できる燃焼方法の研究と応用
  • ・クロマトグラフィーで物質を分けとるシステムの開発
  • ・二酸化炭素を使って有害物質を分けとるシステムの開発
  • ・化学反応をうまく組み合わせて循環させるシステムの研究
  • ・知識処理を利用して化学プロセスを制御・運転する方法の研究

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