トップページ >> 学部・大学院 >> 大学 >> 創造工学部 >> 創造工学部 ロボット・メカトロニクス学科
学生一人ひとりの個性を活かしつつ、問題発見・解決ができる能力を育成するものとし、具体的にはロボットに代表されるマイクロコンピュータを利用した組み込み機器、福祉機器や自助具、健康増進システムの構築などをテーマにした感動体験教育により、社会に貢献する高度な技術者を養成することを目的とします。
![]() 動画で紹介「ロボット開発設計ユニットプログラム」 |
ロボット・メカトロニクス学科は、学生が主体的に考える力を持ったエンジニアとなるために課題解決型の能動的学修(アクティブラーニング)の一つであるPBL(Project-Based Learning)教育に力を入れています。PBL教育では、課題を解決するための立案をし、手を動かしながら機械加工・電気工作・プログラミング・システム統合などの実践的な技術を磨き、課題に対する問題発見・解決能力を身につけるサポートをします。また、PBL教育とロボット工学専門教育(講義科目)を連関させ、技術的な興味や疑問点を実践的に解決していくことを積み重ねることで徐々に大きな課題に取り組めるようになり、卒業研究での次世代ロボットの開発を通じて、社会で活躍できるエンジニアの育成をめざします。
創造性を養う実践型の授業「ロボット開発設計ユニット」では、学生が自らロボットを設計・製作し、学外の競技会への出場を目指します。3つのプロジェクトから選択することができます。
介護・サービス分野で期待されるパワーアシストロボットの設計と製作を行います。
・対象とするコンテスト
「Make:Tokyo Meeting」
製作した機器を学内で評価し出展
センサーにより周囲の状況を判断し、早くゴールに到達できるような脚式ロボットの設計と製作を行います。
・対象とするコンテスト
「自律ビーチフラッグス大会」「ROBO-ONE」
ライントレースロボットや屋外走行ロボットなど、様々なタイプの走行ロボットの設計と製作を行います。
・対象とするコンテスト
「ETロボットコンテスト」「宇宙エレベータクライマー競技会」「GPSロボットカーコンテスト」「ロボットランサー競技会」
ロボット・メカトロニクス学科では、1〜4年次の選択科目にMOS検定(WORD)・MOS検定(EXCEL)/福祉住環境コーディネータ2級・初級情報処理技術者試験・基本情報処理技術者試験の資格取得をめざす科目を編成しています。
・中学校教諭一種免許状 技術
・高等学校教諭一種免許状 工業
体験型授業や、学生プロジェクトなどを行う施設。展示室には大学で研究・開発中のロボットが並んでいます。またさまざまな工作機械を備えた「工作機器室」も設置しています。
居住空間で働くロボットが壁や家具にぶつからないように移動したり、頼まれた物を持ってきたり、さまざまな作業をこなしたりするための実験を行う施設です。
特殊な「測定エリア」と、実験の様子をビデオ観察できる「観察エリア」に分かれ、fNIRSにより近赤外光を利用して脳表面の血中酸素状態を計測することで、脳の活性化状態をリアルタイムで観測できます。