トップページ >> 学部・大学院 >> 大学 >> 応用バイオ科学部 応用バイオ科学科 >> 生命科学コース

生命科学コース

多様性と普遍性をもつ生命現象の解明に取り組む

生命科学は、医学、薬学、理学、工学、農学、情報科学など多くの分野が関わる領域です。2020年度より応用バイオ科学科では、理数系を基盤とする新コース(生命科学コース)を立ち上げました。本コースでは、高校の理数分野からの接続を考えたプログラムにより、生命科学に関する基礎知識を学び、分子・細胞・組織のさまざまな階層で生命を捉える視点を身につけることができます。

1、2年次には、化学・生物学・物理学・情報科学の基礎分野の講義と基礎的な実習によって、生命現象を理解するための核となる論理的思考力や発想力を習得するとともに、正確でわかりやすい情報を発信するためのプレゼンテーション能力の習得もめざします。3年次からは、生命化学・生物科学領域のより専門的な内容を学びます。興味に合わせて、2つの領域を自由に学び、生命科学分野における未知なる課題の発見・解決能力を養います。このような課題発見・解決能力を身につけるために、実践的な各種プログラムに取り組み、さらに、卒業研究に発展させることで、柔軟な思考力とスキルを兼ね備えた人材の育成をめざしています。

生命科学コース 主要授業科目

特徴的な科目として以下のプログラムを用意しています。

生命科学実践プログラム

生命化学領域、生物科学領域の専門科目を基盤として、研究所(生物科学研究所・健康生命科学研究所)でのプロジェクト研究に参加します。

【例1】新規生物活性物質の創製
【例2】新規生物模倣材料の開発
【例2】生体防御物質の構造と機能の解明

理科教育実践プログラム

教職課程の科目群に加えて、高校や中学での理科分野の探究的な教育で実施可能な実習プログラムの開発を行います。

【例1】2年次の実験科目(サイエンスアゴラでの発表)
【例2】理科室で実施可能なフェニルインジゴ類の合成法の開発(群馬大学教育学部との共同研究、日本化学会で発表)

情報・データサイエンスプログラム

現代が抱える諸問題を解決するためには、氾濫する様々なデータを整理・解析する必要があるとされています。生命科学の分野でも、生命現象に関する様々な情報の収集と解析、そして研究によってもたらされた実験データの解析が不可欠です。このプログラムでは、情報に関するスキルの習得をめざした数理科目(基礎数学、統計、プログラミング)、生命情報に関する科目(生物統計、バイオインフォマティクス)などが用意されています。

バイオコンテスト

バイオテクノロジーについて「高校生・大学生が楽しく学べる教材をつくる」をコンセプトに進めていく、全国の大学を見ても稀な、一風変わった授業です。

PAGE TOP