教育プログラムの特徴

特定の学生を対象に組まれた特別な教育プログラム

興味を持っている分野で学ぶ意欲が強く、大学の勉学の基盤となる基礎力を持つ学生を対象に、「機械工学」「電気電子」「ロボット」「医生命」「自動車」「情報」の6つの分野に対する、特別な教育プログラムとなります。この教育プログラムを受けることができるグループが、スーパーサイエンス特別専攻です。

学生の能力を、より高めるオナーズ・プログラム(Honors Program)

欧米の大学、特にアメリカの大学には、オナーズ・プログラムを持っている大学は少なくありません。それは、学力、勉学意欲の高い学生を対象とした特別に組まれた教育プログラムです。いろいろな形があるようですが、より専門性を高めた教育、広い視野を養う教育、思考力・発想力を育成する教育などが組み込まれており、卒業時には、このオナーズ・プログラムの教育課程を終えた修了書が出され、卒業式では一般学生とは異なった学士帽の房をつける大学もあり、受け入れる企業も、この卒業生を評価する傾向があるようです。

各学科とスーパーサイエンス特別専攻の関係

複数学科から作られている特別専攻

電気電子特別専攻
(電気電子情報工学科、ホームエレクトロニクス開発学科の2学科にて設置)
医生命科学特別専攻
(応用化学科、応用バイオ科学科の2学科にて設置)
ICTスペシャリスト特別専攻
(情報工学科、情報ネットワーク・コミュニケーション学科、情報メディア学科の3学科にて設置)

単一学科から作られている特別専攻

機械工学特別専攻
(機械工学科(機械工学コース)にて設置)
ロボットクリエータ特別専攻
(ロボット・メカトロニクス学科にて設置)
次世代自動車開発特別専攻
(自動車システム開発工学科にて設置)

スーパーサイエンス特別専攻に所属するには

特別専攻の教育プログラムとして置かれている科目の授業は、特別専攻の学生だけでクラス編成がされます。希望の特別専攻に入るには、母体となる学科に所属することが必要です。例えば、医生命科学特別専攻に入るには、応用化学科、あるいは応用バイオ科学科いずれかに所属することが前提となります。受験時には母体となる学科を受験し、同時に特別専攻の合否判定を受けることになります(1回の入試結果を両方の選考に使用)。特別専攻の合格基準が高いことにより、特別専攻に合格をして、母体学科に不合格になることはありません。なお、特別専攻の教育プログラム以外の科目履修は、母体となる学科に置かれている科目を履修することになります。

特別専攻の教育プログラムの紹介

専用の授業科目を設置するスーパーサイエンス特別専攻

【共通基盤教育とは】
実践的な社会人基礎力をつけることを目的に、特別専攻専用の基盤教育科目を設置しています。すべての科目は、少人数アクティブラーニングで行われます。英語は、TOEIC対応の授業となっており、年2回、3年次まで6回のTOEIC受検が義務づけられています。また、朝日新聞とベネッセが実施している語彙・読解力検定も同様に3年次まで6回の受検が組まれています。いずれも受検料の自己負担はありません。早期に社会、企業を知り、会社においての課題発見と理解、その対応を行うことも組み入れたインターンシップを1年次、2年次に行います。

【専門基礎導入教育とは】
専門科目を学ぶ上で必要となる科目が専門基礎導入科目です。特別専攻では、高等学校までの基礎学力は有しているという前提で、専門基礎導入科目の授業を行います。なお、6つの特別専攻は、それぞれ分野が異なるので、専門基礎導入科目の選択は、各特別専攻により違ってきます。

【専門教育とは】
1年次の前期・後期、そして2年次の前期・後期、少人数での研究室ゼミが行われます。漠然としていた興味ある分野が、より具体的に理解され、本当にやってみたい研究テーマがここで見つかることも少なくありません。早めから研究室に入ることができるゼミは、いろいろな面で特別専攻生をアクティブにしていきます。また、特別専攻生を対象にした先進的な内容を紹介し学ぶ専門科目が、各特別専攻に置かれています(特別専攻によっては、特別専攻生以外の履修を認める科目もあります。)卒業研究は、1年生、2年生のゼミを担当した教員の研究室で行うことになりますが、研究したいテーマや方向が途中で変わってきた場合は、他の研究室に入ることも可能です。

教育プログラム

教育プログラム
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大学院の進学について

この特別専攻は、大学院への進学を基本としています。本格的な研究を進める上では、大学院の2年間は必要です。現在、以下の6つの大学院専攻に博士前期課程(2年間)、博士後期課程(3年間)が置かれています。指導は、特別専攻担当の教員が引き続き行うことが基本となります。
なお、基本は大学院進学ですが、学部卒業から実社会に出ることを希望する学生には、大学として就職活動への支援を十分に行っていきます。

〈神奈川工科大学大学院〉
●機械工学専攻
●電気電子工学専攻
●応用化学・バイオサイエンス専攻
●機械システム工学専攻
●情報工学専攻
●ロボット・メカトロニクスシステム専攻

卒業後は大学院への進学が基本

学部と大学院との接続の一環として、学部4年次において、大学院の講義科目を履修することを認めています。また、大学院進学の経済的支援の観点から、大学院学費を国立大学並みの年間60万円とし、さらに、学部時の成績による学費減免制度、そして本学独自の大学院生の奨学金制度として、給付型を前期課程3種類、後期課程2種類、貸与型を前期課程2種類、後期課程1種類を設けています。
また、外部の研究組織で研究を希望する学生への支援、他大学の大学院進学を希望する場合においても、他大学教員への紹介など積極的にアドバイスを行います。

主な内定先

2020年3月、特別専攻の1期生が本学大学院を卒業しました。修了生数は14名でした。東証一部上場企業を選んだ学生、研究・開発という職種によりウェイトを置いて会社を選んだ学生などさまざまですが、全員が共通していることは、学部・大学院で学んだことを活かすことができる自己実現をめざせる職場を選んだことでした。

キシダ化学(株)/(株)J-ケミカル/キヤノンメディカルシステムズ(株)/厚木市役所/富士工業(株)/(株)ショーワ/いすゞ自動車(株)/(株)いすゞ中央研究所/ボッシュ(株)/マクセル(株)/(株)ヨロズ/日本ケミコン(株)/(株)東光高岳/トミー沖縄ノボサイエンス(株)