ロボットクリエータ特別専攻
募集人員5名

機械、電気、情報の工学技術を総合的に修得し、 確実な技術力を身につけた上で、自ら新しいロボットを設計・製作でき先進的な次世代ロボット開発のリーダーとなる人材を養成する。座学だけでなく、実践的なロボット製作技術を身につけさせることを目的とした創造性教育を行う。具体的には、 1年次から研究室単位のゼミを行い、さらに各自に専用の教育用ロボットを対象にした、実践的なロボット開発を 行う。また、創造性教育の"プロジェクト研究実践"により、基礎学力と実践的なものづくり技術を身につけた上で、柔軟な発想ができる人材を育成する。

●特別専攻担当教員

教授 兵頭 和人
(ロボット・メカトロニクス学科)

【主な研究】
●等身大2足歩行ロボットの開発
生活空間内で人の手助けを行うための人型ロボットの開発を行っています。生活空間内での障害物を認識して避けたり、通路の幅に応じて歩行の仕方を自動的に変更するシステムの開発を行っています。また室内での歩行ロボットの移動の補助システムとして室内測位(部屋の中でのロボットのいる場所を計測するシステム)の開発も行っています。
●屋外での自律動作システムの開発
屋外で長時間活躍するロボットを実現するために、屋外用の自立動作制御システム、高出力駆動ユニット、バッテリーシステムの開発を行っています。
●行動トレースシステムの開発
ロボットに対する親しみやすさを向上させるために、実在の人物の動作をロボットにコピーするシステムを開発しています。人物の動作を調べるために慣性計測センサを用いた身体動作計測システムの開発をしています。この身体計測システムはロボットの動きを作るためだけでなく、スポーツ選手の運動解析、リハビリテーションの効果測定や動物の行動記録等への応用が期待されています。

教授 河原崎 徳之
(ロボット・メカトロニクス学科)

【主な研究】
●買い物支援ロボットの開発
高齢者がスーパマーケットなどで買い物する場合、重い荷物を持たなくても良いように、購入した物を運んでくれる荷運びロボットの開発を行っています。カメラの画像やセンサ信号を使って、人を特定し、その人の後を追いかける移動ロボットです。
●ジェスチャによる電動車いすの操作システムの開発
電動車いすは、ジョイスティックにより操作しますが、物を持っていたりするとジョイスティックを動かせません。そのようなときに、手の動きを画像で判断し、ジェスチャの動きに応じて電動車いすを操作できるシステムを開発しています。
●生活支援ロボットの開発
人の日常生活を助ける生活支援ロボットを開発しています。特に、生活支援ロボットの競技会であるロボカップ@ホームリーグへの出場を目指し、カメラ画像から目的の人を見つけ出し、音声命令で指示した物を取ってくるような作業をロボットに行わせます。

准教授 吉留 忠史
(ロボット・メカトロニクス学科)

【主な研究】
●屋内・屋外移動ロボットの開発
人が生活する環境を走行するロボットは、目的地まで走行することはもちろん、人や物とぶつかることのない高い安全性が求められています。そこで,周囲環境を計測しながら目的地まで到達する技術、移動する人や自転車との衝突を予測して避ける技術、ロボットの存在を周囲に知らせる技術などの研究を進めています。
●誘導・追従・並走ができるロボットの開発
全方位の高温物体を計測して操作者を識別する全方位温度計測システムを使い、人がロボットの周囲の、どの位置にいても一緒に移動できる誘導・追従・並走が可能なロボットの研究を行っています。
●円滑なコミュニケーションができるロボットの開発
ジェスチャ認識を中心に研究しており、ほかにハンドサイン、ボディランゲージ、態度や行動などから相手の意図をくみ取ることができれば、円滑なコミュニケーションができ、良いサービスを提供できると考えられます。