電気電子特別専攻
募集人員8名

先進医用画像処理、AIロボットシステム、IoT、自動運転自動車、スマート家電、シリコンフォトニクス、再生可能エネルギー制御や環境改善のためのプラズマ応用技術など、社会を支えるあらゆる先進技術の中核をなす電気電子工学の基礎知識と技術を修得し、論理的思考力・応用力と国際性を備えた次世代の研究および技術開発を担うリーダーを養成する。

●特別専攻担当教員

教授 中津原 克己
(電気電子情報工学科)

【主な研究】
●次世代の通信を支える光集積回路の開発
スマートフォンやタブレットPCが生活に広く浸透し、大量のデータ通信が頻繁に行われるようになり、通信ネットワークの重要性が非常に増しています。これからの通信ネットワークには、光信号を電気信号に変換せずに光のまま経路を切り替える光スイッチや多重化された信号の抽出を行う波長選択デバイスを集積化した「光集積回路」の実現が望まれています。当研究室では、電子ビーム描画装置、反応性イオンエッチング装置、反応性DCスパッタリング装置などを駆使して、小型・集積化に適した波長選択デバイスや、一方向動作を可能とする磁気光学材料の特性を利用した光アイソレータなど、次世代の通信ネットワークに応用する集積光デバイスの開発を行っています。
●光局在現象を用いた導波路形センサデバイスの研究
極微小領域に光を局在させる特殊な構造のセンサデバイスの研究を行っています。低濃度可燃性ガスの検出や血中に含まれるわずかなたんぱく質の検出などに応用が期待される研究です。

教授 瑞慶覧 章朝
(電気電子情報工学科)

【主な研究】
●排ガス浄化装置の研究
各種工場からの排ガスによる大気汚染は、世界中で問題となっており、近年では、船舶からの排ガスに対する規制が強化されています。日本は、火力発電設備も多く、排ガス対策の重要性がますます増しています。当研究室では、コロナ放電など各種大気圧プラズマを用いて、排ガス中に含まれる粒子状物質やSOx、 NOx、多環芳香族炭化水素などの有害ガスの分解・除去に関する研究を進めています。私たちが生きていくうえでもっとも大切な空気を守るために、研究を続けています。
●大気圧プラズマを利用した殺菌に関する研究
花粉やハウスダストなどのアレルギー対策として、家庭用空気清浄装置が普及しています。近年では、インフルエンザなどの流行から、空気清浄装置への要求はさらに強まっています。当研究室では、空気中に浮遊する菌などを大気圧プラズマにより確実に捕集し、殺菌する装置の研究開発を進めています。蛍光顕微鏡、電子顕微鏡や分光光度計を利用して、放電プラズマによる殺菌プロセスの解明にも力をいれています。安心して暮らせる空気環境のために、日々研究を続けています。

准教授 安部 惠一
(ホームエレクトロニクス開発学科)

【主な研究】
●HEMSを活用した生活見守りシステムの研究
HEMS(Home Energy Management System:宅内エネルギー管理システム)等で取得した宅内の消費電力情報から住居人の生活状況を遠隔から見守るためのシステムの研究開発に取り組んでいます。この研究を通じて、一人暮らしの高齢者等の孤独死等の社会問題解決をめざしています。
●AI音声対話エージェントを用いた高齢者向けホームドクターシステムの研究
本研究ではCG(コンピュータグラフィックス)キャラクタのAI音声対話エージェントを用いた高齢者向けのホームドクターシステムの研究に取り組んでいます。つまり、高齢者の身近なパートナーのように話し相手になったり、かつ毎日健康管理及び健康アドバイスを行ってくれるようなシステムの実現を目指しています。この研究を通じて、高齢者の孤独死の課題解決や高齢者のQoL(生活の質)向上をめざして研究に取り組んでいます。
●ICTを用いた大規模災害避難所管理システムの研究開発
東日本大震災において発生した避難所における人的管理・資材管理の難しさや問題点を教訓として、大規模災害(M7以上)における迅速かつ効率的な避難所の運営を支援を行えるシステム研究及び開発を民間企業と取り組んでいます。