ACADEMICS 免疫化学研究室

教員メッセージ
本研究室では、主に、粘膜の表面に存在し、生体防御バリアを形成する粘液物質の研究をしています。この粘液物質は糖(糖鎖)とタンパク質が結合してできた「ムチン」とよばれるものですが、生体は構造の異なる様々なムチンをつくり、多様な外部環境から自らを守っています。ムチンの構造と機能を調べ、機能を発揮する部分を抽出・応用することで、新たな治療薬や診断薬、機能性食品などの開発につなげたいと考えています。
主な研究テーマ
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唾液中粘液物質の構造と機能に関する研究
胃や腸で産生・分泌される粘液物質に関する研究
物質の同定・検出に有効な単クローン抗体の開発
抗原抗体反応を利用した測定法の開発
生体防御に寄与する食品成分の探索