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2017.06.14

「Interop Tokyo 2017」にて、先進技術研究所および情報ネットワーク・コミュニケーション学科の展示が、Best of Show Awardの審査員特別賞を受賞

6月7日から9日にかけて、国内最大のネットワーク技術の展示会Interop Tokyo 2017が幕張メッセにて開催されました。本展示会は、世界4ヶ国で開催されており、日本でも1994年以来、毎年開催され、今年は14.3万人の来場者がありました。

本学は、今年で3回目の大学独自のブースを設け、共同研究先の関係各社のご協力の基で、「クラウドインフラを用いた8K超高精細映像処理システム」というタイトルで、8K(3300万画素を持つ高精細映像)非圧縮映像の多地点IP蓄積配信技術の動態展示を行いました。 この中で、本学の展示ブースが、Best of Show Awardの、「ShowNetデモンストレーション部門 審査員特別賞」を受賞しました。

https://www.interop.jp/2017/exhibition/bsa.html

今回の我々の実験では、以下の新規機能を実現しました。

(1)世界初の試みである大容量映像サーバ、「8K-Full対応の仮想8K映像サーバ」を情報通信研究機構(NICT)の クラウド設備であるStarBED上に構築
(2)網上で複数フォーマットの8K映像スイッチングおよび適切なフォーマット変換を行う「8K対応ネットワークファンクション」をNTT大手町に構築

これらの新規機能を商用ISPであるNTTコミュニケーションズのOCN網とNICT のテストベッドであるJGN,国立情報学研究所(NII)の学術情報ネットワークである SINET5,展示会場のShowNetが相互に接続された100Gbpsの広域ネットワーク上に構築しました.またストリーム配信状況を多角的にリアルタイム監視する「高精度ネットワークモニタ機能」との連携により,NTT大手町からInterop会場まで,商用ISP網を使って、53Gbpsの8K-Full非圧縮映像の安定的な配信を実現しました。53Gbpsとは、映画のDVD1枚を0.7秒で送れる高速性です。商用ISPで、これだけの広帯域のストリーム伝送を行ったのは、初めてだそうです。

ブース内から、「8K対応ネットワークファンクション」に指示を出す事により、各地のサーバやカメラからの映像を切り替え、フォーマット変換を行った後に、シャープ㈱様からお借りした85インチの市販8K映像ディスプレイに綺麗な映像を出力しました。今回は、医療8K映像のコンテンツをカイロス㈱様から提供していただき、医療への応用の可能性もアピールしました。

広域ネットワークを用いたシステムの構築・運用および、当日のブースの説明は、情報ネットワーク・コミュニケーション学科の丸山研究室、岩田研究室の学部4年生をはじめ、本学科の4年生が協力して積極的に行ってくれました。連日、様々な方がブースに立ち止って見学してくれ、非常に好評でした。ネットワーク業界でご活躍の本学の様々なOBの方々も立ち寄って、昔話を教えていただけるのが印象的でした。

本実験は、御協力先(敬称略)の情報通信研究機構(NICT), 国立情報学研究所(NII), エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ㈱, NTTテクノクロス㈱, ㈱PFU, ジュニパーネットワークス㈱, シャープ㈱, アストロデザイン㈱, アリスタネットワークスジャパン合同会社, 北海道テレビ放送㈱, カイロス㈱, ピュアロジック㈱の皆様のお蔭で実現できました。今回の受賞の栄誉も関係各社の御協力の賜物です。厚く御礼申し上げます。

情報学部情報ネットワーク・コミュニケーション学科
教授 丸山 充

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