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今、新しい野菜栽培の形として注目を集めている「野菜工場・野菜プラント」。本学でも、応用バイオ科学科と栄養生命科学科が中心となりLEDによる野菜栽培の研究をしています。それはどのような施設なのでしょうか?どんな野菜を育てているの?管理方法は?

応用バイオ科学科の研究棟内にある「植物工学センター」と2014年3月に誕生した新講義棟1階にある「植物プラント」の目的や取組みについて紹介します。

<野菜工場>
野菜工場には次のような特徴があります。

1、育成環境を制御することで生育を促進し、多収穫が実現できる。
2、一年を通して安定供給ができる。
3、無農薬による安全で安心な野菜の生産が可能。
4、自然災害による損害がない。



本学の応用バイオ科学部 応用バイオ科学科の研究棟内に「植物工学センター」が誕生したのは2012年。

「多目的栽培エリア」と「サテライトブース」があり、赤、緑、青色の波長のLEDを制御できる4段式遂行栽培システムを使用して、ファンシーグリーン、スイートバジル、ロケットサラダ、スイスチャードなどの野菜が栽培されています。

★多目的栽培エリア
多目的栽培エリアでは、水耕栽培以外に「蛍光灯付きヴェルデ式土耕栽培システム」を用いた栽培実験も行っています。

また、太陽自動追尾型・太陽採光システム「ひまわり」を採用。屋上で太陽光を集め、光ケーブルで室内へ太陽光を取入れ、多目的栽培エリア(屋内)に光を届けることができるシステムを導入しています。


★サテライトブース

サテライトブースと多目的栽培エリアで育てられた植物やさまざまなデータは、「有機化合物分析研究室」で分析されます。形態観察、ミネラル分析、有機化合物分析などが行われています。

栽培方法や光源以外にも、水・肥料・微生物製剤の違いや与え方、日照時間、光の当て方などによる栽培植物への影響を調べたり、効率的な栽培方法やコスト意識をもった栽培方法を探求したりと、さまざまな研究課題があります。

*情報工学科のブログでも植物工学センターが紹介されています。
http://blog.cs.kanagawa-it.ac.jp/2013/07/b.html



今年3月、新講義棟1階エントランス横に「野菜プラント」が完成しました。現在、応用バイオ科学科、栄養生命科学科の先生方にアドバイスを受けながら、本学の職員2名が野菜の栽培にあたっています。

栽培を担当されている経営管理本部・管財課 の小池さんに野菜プラントの目的や管理についてお聞きしました。

1、野菜プラントの目的について教えてください。
神奈川工科大学の野菜プラントは、2年前から応用バイオ科学科が取り組んできた
「LED照明利用屋内野菜栽培」の検証結果に基づき、その育成実績を活用した野菜生産工場です。

現在、収穫した野菜は学生食堂へ出荷しています。安全安心な採れたて野菜を学生の皆さんに食べてもらうことで、野菜のおいしさを知っていただき、バランスの良い食事の習慣化から健康維持につながることを理想・目的としています。また、大学へ来られたお客様へのお土産としてもご好評いただいております。

2、野菜プラントの管理・運営について教えてください。
野菜プラントは室内での育成のため、虫や病原菌の侵入を防止し、無農薬で育てることができます。このために、野菜の育成室に入るまでには、二つの前室を設けて、エアシャワーによる虫やほこりの侵入防止、二度の手洗い消毒を行わなければなりません。

さらに育成室内に入室するときには、使い捨てのマスク・帽子・ゴム手袋を装着します。咳・発熱や体調不良の作業員の入室はできません。衛生面について、栄養生命科学科の先生方からアドバイスを受けて管理に活用しています。

3、野菜プラントの管理・運営にはどのような資格が必要ですか?
野菜の安全安心な育成と衛生管理体制を実現できるように、2名の職員が「野菜工場管理技術者資格」を取得し、1名が「食品衛生責任者講習」を受講しました。

資格を取得した職員による管理の下で、学生ECO推進チームみどりの植物工場セクショングループに、野菜育成作業と衛生管理調査のサポートをしていただいています。

4、野菜の育成に用いられている赤・緑・青LEDの役割について教えてください。
野菜を露地で育成する場合には太陽光で育成します。太陽光は色がついていませんが、赤・緑・青に分光することができます。

赤・青色の光は葉に吸収されやすく、緑の光は葉内を透過し、下の方の葉を育成させるといわれています。また、植物の生長に主に使われるのは赤・青色の光ですが、特性が違う緑の光を併せて使うことでバランスよく株を育成することができます。
室内の野菜工場でも、赤・緑・青の各LEDのすべての出力を上げて透明光にすることは可能ですが、実際の野菜の育成に重要な光を強調し、その他は出力を落とすことで省エネルギー化を図ることができます。

上記写真など、野菜プラントを外から見た際に光が赤紫色に見えるのは、比較的育成に影響がないと言われている緑の出力を下げているためです。

ただし、野菜や育成状況によっても育成に重要な光のバランスは異なるため、今後は必要な光を必要なだけ照射するための検証も行っていきます。

5、育てている野菜の種類は何種類くらいありますか?
現在までに、フリルレタス(3種類)、ロメインレタス、サラダほうれん草、サラダ京水菜、キャベツ、チマサンチュ、ルッコラの葉物野菜を育成してきました。また、試験的に、食べられる花エディブルフラワーやミニトマトも育成しています。

6、野菜プラントでは、どれくらいの野菜が収穫できますか?
種から育成し、播種(種まき)→育苗(苗植え替え)→育成→収穫 のサイクルは約40日です。

野菜プラントがスタートして約半年なので、育成・生産はまだ助走段階ですが…。フリルレタスやサラダ京水菜などを1ヵ月に約800株を生産して、主に学生食堂に提供しています。

施設自体は1ヵ月に約2,000株の生産能力がありますので、引き続き色々な野菜の育成にトライしながら、育成株数を増加させていく予定です。

幾徳祭やオープンキャンパスで神奈川工科大学に来たときには、ぜひ応用バイオ科学科の研究棟内にある「植物工学センター」 と新講義棟1階にある「植物プラント」を見てください。LEDの光の中で野菜たちがスクスクと育っています!


★幾徳祭(学園祭)
日時:11/15(土)16(日)に開催します。
詳細はコチラ↓
http://circle.kanagawa-it.ac.jp/~jikkou/

★11/22(土)オープンキャンパス
<行きたい学部・学科がわかる!>
オープンキャンパスの詳細は下記URLでどうぞ!
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◎全学科でミニ体験(予約不要)を実施します。
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<発着地>
東京駅、静岡、三島
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8:50~12:50の間、小田急線「本厚木駅」北口バス乗り場より
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★9/14(土)オープンキャンパスレポートはコチラ↓
http://www.kait.jp/mailmagazine/talk20141002.html
一日の流れやオープンキャンパスの雰囲気がわかります。

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